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チョップゾーンとチョピネス・インデックスでトレンドの値動きの荒さを見極める

チョップゾーン(CHOP Zone)はオーストラリアの商品トレーダーのEW Dreiss氏によって開発されたインジケーターでフィボナッチ・リトレースメントを使用しているチョピネス・インデックス(CHOP)がベースになります。

相場がトレンド相場またはレンジ相場なのかを判断する時に使えます。判断方法は赤色、緑色、水色、黄色などのバーで相場がどのような状態か把握可能ですが、1分足や5分足の短期足は騙しも多いので長期で判断する時に利用する事が多いです。

チョップゾーンの使い方

EURUSD 1分足

インジケーターはチョップゾーンとチョピネス・インデックスを利用しています。

チョップゾーンの色

赤色:下降トレンド相場、下落が激しい状態

オレンジ色:相場が落ち着いている状態からトレンド相場に移行する可能性

水色:上昇トレンド相場、激しく動ている状態

緑色・黄緑色:トレンドが終了する可能性がある状態

TradingViewでチョップゾーンの利用方法ですがインジケーターから検索で『chop zone』で検索すると公式のインジケーターが見つかります。

チョピネス・インデックスの使い方

チョピネス・インデックスは売られ過ぎや買われ過ぎを調べるインジケーターです。

TradingViewのデフォルト設定期間は14で61.8付近でレンジ相場の可能性で38.2付近でトレンド相場の可能性があります。

TradingViewでチョップゾーンの利用方法は、インジケーターから検索で『chop』で検索すると公式のインジケーターが見つかります。

チョピネス・インデックスとRSIとADXを組み合わせる

EURUSD 15分足

チョピネス・インデックスとチョップゾーンだけでは、判断が難しい時もありますので、RSIとADXを組み合わせています。

上記のチャートではチョピネス・インデックスの数値が38.2以下になってトレンドを見極める数値になっています。

RSIは80%の買われ過ぎの状態ですがトレンドが発生中は数値が高い状態が続きやすいです。

ADXは底の状態から数値が上がって20を超えたのでトレンドが発生する可能性が高いです。

期間の短い足では条件が揃う事が少ないので15分足などの長い期間の足で方向性を見極めてからスキャルピングに活用してください。

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