ダブルボトムとは相場の売られ過ぎで反発しやすい時に発生しやすいチャートパターンになります。
ダブルトップはダブルボトムの逆で買われ過ぎで反発しやすい時に発生します。
5分足などの短い時間足よりも日足や4時間足など時間が長い足ほど信頼性が増します。
ダブルボトムは日本では別名『毛抜き底』、ダブルトップは『毛抜き天井』と言います。
ダブルトップで利確する目安は?
EURUSDの4時間足のチャートでダブルトップの状態で反発している状態です。
青い枠が2箇所ありますがダブルトップの青枠と下の青枠は同じ大きさです。
基本的に高値部分から一回目の反発部分の高さを利確の目安として考えます。
実際に下の青枠の下付近である程度反発していますので、トレーダーに意識されていると思われます。
フィボナッチ比率を利用した利確の目安
フィボナッチ比率を利用したダブルボトムからの利確ゾーンの説明です。
フィボナッチ比率は23.6%、38.2%、61.8%が重要と言われていて、その他に100%、50%、23.6%も意識されています。
フィボナッチ比率はダブルボトムの前の最高値からダブルボトムの最安値で描画しています。
チャートの濃い緑の枠の上が61.8%になっていてトレーダーに意識されている状態です。
リターンムーブ(プルバック)に注意する
61.8%付近で反発して戻ろうしていますが、最終的には上昇しています。
戻りが深い場合は反転する可能性がありますので注意してください。
ダブルボトムの2番底とは?
ダブルボトムの安値に1番目と2番目がありますが、2番目の安値の事を2番底といいます。
ダブルボトムとRSIのダイバージェンスでトレードする
ダブルボトムが2番底になった時のRSIの下がり方が弱めになっていて、RSIで少しダイバージェンスになっています。
ダブルトップの時にはヒドゥンダイバージェンスが発生していないかの確認をしてください。
TradingViewのフィボナッチ比率の引き方
左メニューの上から3番目の『フィボナッチ・リトレースメント』を選んでクリックをして高値や安値を選択してから、もう一回任意の場所をクリックをして確定させます。
ショートカットキー『Alt+F』でも利用可能です。