FX全般

FXはまぐれで勝てるのか?いろいろな確率を比較します。

FXをやっていると、利益がドンドン増えてFXが簡単に思える時期があります。まぐれで勝てたのかもしれませんが、一時的な勝ち癖でトレードで失敗した時に損切りができず、それまでコツコツと稼いだ利益を吹き飛ばしてしまいます。

FXで勝つためには、相場の方向性を正確に予測する必要があります。しかし、相場は不確定要素が多いため、完璧な予測はできません。そのため、FXで勝つことはまぐれにも似ています。

一方で、宝くじやスロットなどのギャンブルに比べると、FXには勝率を上げるための分析方法やテクニカル指標があります。また、リスク管理についても、損失を最小限に抑える方法があります。さらに、FXにおいては、投資家自身が学び、経験を積んでいくことで、勝率を高めることができます。これに対し、宝くじやスロットは勝利に必要なスキルや知識が存在しません。

したがって、FXに勝つためには、まぐれに頼るのではなく、分析やリスク管理、投資家自身の努力が必要です。確率的には、FXの勝率は他のギャンブルに比べて高いと言えます。為替相場は単純に上がるか下がるかなので確率が50%ですが、いろいろな確率と比較しながら、まぐれでもどれぐらい勝てそうなのか調査しました。

コイントスをして連続で表がでる確率

コイントスですが、表と裏しかないため、表と裏の確率はそれぞれ50%です。FXも同じような確率分布をもちますが、テクニカル分析などで相場の動きを予測することで、勝率を上げることができます。

2回連続で裏表が出る確率は、それぞれの確率を掛け合わせると0.5×0.5=0.25(25%)となります。10回連続で裏表が出る確率は約0.01%であり、約1000回コイントスを行わなければ実現しないレベルの低確率です。

一方で、FXの勝率はテクニカル分析などを用いることで、50%を超えることが可能です。そのため、コイントスよりも高い確率で勝つことができると言えます。

金融先物取引業協会が2020年9月末時点の日本の店頭FX口座数は約892万あると発表しているので、適当なトレードで23回連続当たる確率が840万回に一回なのを考えると、まぐれで大勝している人もいると思います。

試行回数連続で表がでるまでの回数確率
1回250%
2回425%
3回812.5%
4回166.25%
5回323.125%
6回641.5625%
7回1280.78125%
8回2560.390625%
9回5120.1953125%
10回1,0240.09765625%
11回2,0480.048828125%
12回4,0960.0244140625%
13回8,1920.01220703125%
14回16,3840.006103515625%
15回32,7680.0030517578125%
16回65,5360.00152587890625%
17回131,0720.000762939453125%
18回262,1440.0003814697265625%
19回524,2880.00019073486328125%
20回1,048,5769.5367431640625E-5%
21回2,097,1524.7683715820312E-5%
22回4,194,3042.3841857910156E-5%
23回8,388,6081.1920928955078E-5%
24回16,777,2165.9604644775391E-6%
25回33,554,4322.9802322387695E-6%
26回67,108,8641.4901161193848E-6%
27回134,217,7287.4505805969238E-7%
28回268,435,4563.7252902984619E-7%
29回536,870,9121.862645149231E-7%
30回1,073,741,8249.3132257461548E-8%

宝くじの確率

年末ジャンボの1等の当選確率は、2000万分の1です。これは、コイントスに比べると27回連続よりも低い確率です。

一方、ロト6の1等の当選確率は約610万分の1であり、コイントスだと25〜26回連続の確率になります。

過去に宝くじを購入した経験がありますが、300円しか当選しなかったため、今後は宝くじを買うつもりはありません。

当選金額の理論値が9,000円のナンバーズミニは、2桁予想なので当選しやすく、何度か当たった経験があります。

記憶にあるのは、当選金額7,000円の宝くじを2口買ったことで、14,000円が最高金額でした。

宝くじで高額当選する確率は低いため、大金を宝くじにつぎ込むのであれば、FXの方が良いと思います。

FXスキャルピングで勝率は何%まで上がるのか?

何も考えずに取引をすると勝率は50%となりますが、テクニカル分析やファンダメンタル分析を駆使することで、スキャルピングで80~90%の勝率まで上げることが可能だと思われます。

ただし、スキャルピングには欠点もあります。少ない利益を積み上げる方式であるため、取引毎のスプレッド分も考慮してトレードする必要があります。また、一瞬で相場が動く時に取引を行うため、損切りが非常に重要です。一度の大きな損失でこれまでの利益を吹き飛ばしてしまうこともあるため、勝率が高くても損失が大きければ結果的に儲からないこともあるでしょう。

次回は、FXの勝率と利益、損失の関係について調査してみたいと思います。

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