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移動平均線乖離率の使い方、計算式やトレードの目安など

移動平均線乖離率(いどうへんきんせんかいりりつ)は英語ではMoving Average Deviation Rateと呼ばれています。

移動平均線から価格がどの程度離れているのかを%で表示するインジケーターです。

相場では移動平均線から価格が離れた場合は移動平均線の位置へ戻ろうとする動きがありますので、それを数値化してトレードに使えるようになっています。

移動平均線乖離率の使い方

PPO(プライスオシレーター)を利用した移動平均線乖離率の表示方法

TradingView公式の移動平均線乖離率を表示するインジゲーターが見つからなかったので公式インジゲーターのPPOを利用しました。

PPOはインジケーターでPPOで検索するかテクニカルの一覧から探してください。

PPOはMACDと同じ計算式のインジゲーターで違いですが、表示はMACDは2本の移動平均線の差を数値、PPOは移動平均線の差をパーセンテージになっています。

PPOをそのまま使うと2本の移動平均線の乖離率になっていますので、設定を変更します。

PPOの設定を開いてショートの期間を10から1に変更すると21日の移動平均線からの乖離率で表示されます。

利確または損切りは5~10%の乖離率を目安にトレードをしています。

設定期間は短期5日、中期25日、長期75日になります。

移動平均線乖離率&ボリンジャーバンド

移動平均線乖離率とボリンジャーバンドを組み合わせたインジゲーターです。

表示はインジケーターを開いて『Moving Average Deviation Rate』と入力して検索すると、コミュニティスクリプトでいくつか表示されます。

移動平均線乖離率は下記のインジゲーターを利用しました。

ボリンジャーバンドと組み合わせた移動平均線乖離率になります。

青い丸の部分が乖離率2σを超えた部分で反転するかトレンドが発生するかの判断をします。

移動平均線乖離率の計算式

$$移動平均線乖離率 ={{価格 - 移動平均値}\over{移動平均値} }× 100$$

例えば価格が130円の場合で移動平均値が128円の場合は(130-128÷128)×100=1.56%になるので1.56%移動平均線より離れている状態です。

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