一般的にスキャルピングは1分足や5分足を利用してトレードしますが、短期足では上昇すると思っても上昇しない時がありますよね？
予想通りにいかない原因として上位足、例えば1分足の場合は5分足や15分足などの大きな時間足に答えがある場合があります。
なぜ、そんな動きになるのかと言うと、長期足でトレードをするトレーダーが多いので短期ではトレンドが発生しても、長期足では逆のトレンドで、すぐに反転して損切りする事が良くあります。
短期足のみでスキャルピングでコツコツ稼げますが、長期足もチェックしないと連続して損切りに可能性もあって、そのうち利益が全て無くなります。
この手法はマルチタイムフレーム分析（MTF）と呼ばれていてFXのトレードには重要だと思います。
トレンドの反転は下位足から始まりますので上位足で売られ過ぎまたは買われ過ぎの場合は逆張りするエントリーポイントを探してください。
マルチタイムフレーム分析の手順
はじめにトレードする時間足を見ながら上位足で分析すると思いますが
それでは少ない情報で分析をはじめた事になり、間違った認識になる可能性があります。
大きな視点で上位足を分析をして徐々に時間足を狭めて分析する事で精度が高い分析が可能になります。
短期足の騙しを回避しながらトレードする方法
私が意識しながらやっている方法ですが、上位足のテクニカル分析で買われ過ぎの状態から徐々に下がっている時には、下位足ではショートのみのトレードをします。
下位足が上昇していても、一時的に上がっている可能性が高いのでロングはやめておきます。
スキャルピングなら1分足でトレードしている時は5分足や15分足を見ながらで1時間足や4時間足は参考程度でも良いと思います。
TradingViewで2画面で5分足と1分足を同期して表示しています。
右側1分足のMACDは売られ過ぎの状態から上昇していますが、5分足ではMACDが下降を続けています。
比較する時間足が近いと分析が難しいので時間足の4～５倍ぐらいが分析しやすいと思います。
他のインジケーターを追加して、さらに検証可能ですが多すぎるとトレードに迷いがでますので自分に相性のいいインジケーターの組み合わせを使ってください。
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