サイコロジカル ライン(Psychological line) 、PSYは投資家の心理を表しているインジケーターです。
例えばコイントスを何回か実行して表が3回連続して出たときに、次は裏が出そうな感じがすると思う状態をインジケーターで表現しています。
投資家の心理として連続して価格が上昇すると強気の状態で数値が上昇して、逆に連続して売られると弱気の状態で数値が下がります。
サイコロジカル ラインの使い方
TradingViewで追加する方法ですが、上部メニューのインジケーターからpsyと検索すると『Psychological line』のインジケーターが見つかります。
上記のチャートは上にサイコロジカル ラインで下にRSIを表示しています。
緑色の時は投資家の心理が強気の状態で赤色の時には弱気の状態になります。
数値の75%以上が買われ過ぎで、25%以上が売られ過ぎです。
TradingViewで『psychology index』のインジケーターは売られ過ぎや買われ過ぎのラインを表示する事ができます。
上記のインジケーターのデフォルトの設定期間は20日ですが12日が基本的に多い設定になります。
サイコロジカルライン単体で使用は難しいのでRSIの買われ過ぎの状態と一致した箇所を垂直ラインで表示しています。
実際に両方とも買われ過ぎの状態から下落していますが、慎重に取引する場合は他のインジケーターの組み合わせも選んでください。
サイコロジカル ラインの計算式
PSY = (n日上昇した数/n)×100
n(日数)は基本的には12日が多いです。
ダイバージェンスでトレンドの転換を調べる
サイコロジカルラインが下降している状態でチャートでは平行で少し上昇している状態です。
ある程度サイコロジカルラインでダイバージェンスが続いた状態で価格の下落が始まっています。
設定期間を見直して最適な期間を比較
EURUSDの5分足でサイコロジカル ラインを4個並べて調査したデータです。期間が短いと小刻みな動きになっていて売られ過ぎや買われ過ぎの状態が非常に多くて使いにくい感じがします。
期間が長くなると線の動きが緩やかになりますが、シグナルの75%、25%まで値が動かない感じです。その場合はシグナルの線の位置を調整して売られ過ぎや買われ過ぎの目安のラインを変えると、わかりやすくなります。
感覚的に12、24、60がバランスよく底や天井に合っている感じで108になると緩やかになり過ぎた感じがします。
ゼロラインを下回って再度ゼロラインに戻るタイミングがトレンドと一致している足が60が合っていますが、もっと緩やかなトレンドの時には一致していませんでした。
1分足の期間設定
EURUSD1分足チャートですが、期間が短い12が反応が良いですが、長いトレンドを捉えるには60以上がわかりやすいと思います。
Trading Psychology - Fear & Greed Index by DGT
https://jp.tradingview.com/script/HfNGbuRt-Trading-Psychology-Fear-Greed-Index-by-DGT/
サイコロジカル ラインと動きが少し違いますがトレーダーの心理的な状況を表しています。
extreame geed(濃い緑) → greed(緑) → neutral(グレー) → fear(オレンジ) → extrame fear(濃い赤)
数値が高くなったり低くなったりするとラインの色が着色されますのでラインの色が変化していたら注意してください。
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